公共技術支援

公共技術支援とは

滋賀県の各流域下水道浄化センター(湖南中部、湖西、東北部、高島)は、昭和57年より財団法人滋賀県下水道公社がその運転管理を担ってきましたが、平成25年3月に同公社が解散したことにともない、その業務の一部を淡海環境プラザが引き継ぎ、それぞれの浄化センターにおける長い経験や専門知識が必要な水質管理等の業務を支援しています。

(淡海環境プラザの公共技術支援業務)

  • 各浄化センターにおける水質管理評価業務
    包括的民間委託(※)で運転管理が行われている湖西、東北部、高島の3浄化センターにおける委託業務履行状況の確認、監視、評価を行うものです。
  • 各浄化センターにおける現場支援業務
    従来の業務委託で運転管理が行われている湖南中部浄化センターにおいて、適切な運転管理のための助言等を行います。

滋賀県の流域下水道浄化センター

湖南中部、湖西、東北部および高島処理区から構成されている琵琶湖流域下水道は、琵琶湖の水質保全を主な目的として計画されました。滋賀県には、このほかに市町が管理する単独公共下水道5箇所があり、合計9個所の下水処理場により生活排水等の処理が行われ、琵琶湖に流入する汚濁負荷の削減に大きな役割を果たしています。下表は琵琶湖流域下水道の4つの浄化センターの概要です。

湖南中部浄化センター

写真

全体計画日最大処理能力
約 487,400m3/日

現在の処理能力
294,500m3/日

供用開始
1982年4月1日

処理方式

凝集剤添加循環式硝化脱窒法+急速ろ過法

凝集剤添加嫌気無酸素好気(A2O)法+急速ろ過法

凝集剤添加ステップ流入式多段硝化脱窒法+急速ろ過法

湖西浄化センター

写真

全体計画日最大処理能力
約 67,500m3/日

現在の処理能力
52,500m3/日

供用開始
1984年11月1日

処理方式

凝集剤添加循環式硝化脱窒法+急速ろ過法

凝集剤添加嫌気無酸素好気(A2O)法+急速ろ過法

凝集剤添加ステップ流入式多段硝化脱窒法+急速ろ過法

東北部浄化センター

写真

全体計画日最大処理能力
約 205,800m3/日

現在の処理能力
120,750m3/日

供用開始
1991年4月1日

処理方式

凝集剤添加ステップ流入式多段硝化脱窒法+急速ろ過法

高島浄化センター

写真

全体計画日最大処理能力
約 29,400m3/日

現在の処理能力
16,400m3/日

供用開始
1997年4月1日

処理方式

凝集剤添加循環式硝化脱窒法+急速ろ過法

凝集剤添加ステップ流入式多段硝化脱窒法+急速ろ過法

各流域下水道浄化センターに関するお問い合わせは下記へ

湖南中部浄化センター、湖西浄化センター 南部流域下水道事務所

(湖南中部浄化センター)
〒525–0066 草津市矢橋町字帰帆2108番地
TEL 077-564-1900/FAX 077-564-1903

(湖西浄化センター)
〒520–0102 大津市苗鹿三丁目1番1号
TEL 077-579-4611/FAX 077-579-4497

南部流域下水道事務所ホームページ

東北部浄化センター、高島浄化センター 北部流域下水道事務所

(東北部浄化センター)
〒522-0002 彦根市松原町1550番地
TEL 0749-26-6633/FAX 0749-26-6635

(高島浄化センター)
〒520-1621 高島市今津町今津448-106
TEL 0740-22-5255/FAX 0740-22-5262

北部流域下水道事務所ホームページ