滋賀県低炭素社会づくり賞　H30年度受賞者

＜高い付加価値を持つ高効率モータの開発＞

• 国内外でのモータの高効率化に対応して、磁石補助型シンクロナス・リラクタンス・モータを開発。
• 磁石の配置を工夫して振動を小さくすることにより、低騒音化を実現。
• 効率化を図るために使用する永久磁石として、高価なレアアース（ネオジウム等）を使用せず、安価なフェライト磁石を使用。

＜木くず・廃プラ混合バイオコークス燃料(PMBC)の製品化＞

• 粉砕・乾燥した木くず 70％と廃プラ 30％を圧縮・加熱・固化・冷却工程で製造。
• 木くずを圧縮固化して製造するバイオコークスと比較して 1.44 倍の発熱量があり、石炭コークスに相当する熱量がある。
• 密度 1.3 に固化された超硬化燃料で、長期間緩慢燃焼が可能で、運搬・保管が容易であることから石炭コークスに対抗可能。

＜天然素材を用いたすだれ、スクリーン、カーテンの製造＞

• ヨシを用いたすだれ製造とともに、その技術を応用し、竹、木、麻などの天然素材を使用したスクリーン、カーテン等の製造。
• ヨシすだれ等は、外部からの住居への熱の侵入を緩和し、冷房の使用電力の削減に寄与。
• 天然素材を用い伝統技術によって製造を行い、伝統技術や文化を未来に遺す。
• ヨシすだれの製品企画・製造・販売を一貫して行っている滋賀県内で数少ない企業。
• JR 九州の新幹線や「ななつ星」のブラインドなど、革新的なモノづくりを行う。