温暖化防止出前講座

2025.03.07

「やまのこ」事前学習プログラム 森とつながろう!

 

ねらい

①森の生態系や地球温暖化防止における森のはたす役割を知る
②木製品などとのふれ合いを通して、日々の生活と森とのつながりに気づき、森への興味・関心を高める

 

概要

受講者数:20~30人
所要時間:約45分
対 象 者:小学4年生以上 学校授業向け
講座形式:ワークショップ
テーマ:森
使用するもの:パワーポイント・パネルを支える台・小さな木片・マグカップ(陶器)・コップ(ガラス)・カップ(金属)・お椀(木製)・氷水の入った水筒(150㎖×4×3セット)・プラスチックの水槽・「木づかいクイズ」のカードや木製品など・子ども達に配布するワークシート(人数分)
会場でご用意いただくもの:プロジェクター・スクリーンまたは、電子黒板・パネルを載せる台・長机3台

 

進行プログラム(所要時間)

活動1:講座の流れを知る(3分)<パワーポイント>
1)「やまのこ」に向けて、地球温暖化との関連の中で、自分と森とのつながりを学ぶ



活動2:森の生態系(10分)<パワーポイント>
1)「やまのこ」の活動場所である山や森の中には、色々な生き物がいて、互いに関わり合って生きていること(「森の生態系」)を知る



活動3:森の循環(10分)<パワーポイント>
1)地球温暖化との関連において、木が二酸化炭素を吸収することを知る
2)「森の循環」を繰り返していくことで、森には日光が差し込み、新たに植えられた木々は、どんどん二酸化炭素を吸収し、 「森の生態系」を保っていけることを知る



活動4:ワークショップ ~五感を通した木とのふれあい~(20分)
1)木のよさや持ち味を、五感を通して知る (3つのコーナーを設置) ワークシートに書き込む
①「どれが、つめたい?」
木の熱の伝えにくさを知る
マグカップ(陶器)、コップ(ガラス)、カップ(金属)、お椀(木製)
冷水で体感→保温水筒(氷を入れて) 150㎖×4×3セット


②「どれがおもい?」
何種類かの木片の重さの違いを感じる
※予想した後で、水槽に入れた水に木片を浮かべて、確かめる


③「どのにおいがすき?」
クスノキ等の木片のにおいの違いを感じる
(においを感じにくい木も入れる)


2)「木づかいクイズ」 をコーナーの横に設置
実際に使用している製品などにふれて、何故その木が使われているかを知る (実物が用意できない物は、写真で提示)

活動5:ふりかえり(2分)<パワーポイント>
1)「やまのこ」に行ってやってみたいこと(講座を受けて印象に残ったこと)をワークシートに書く


やまで健康になる、やまを健康にする 県民アクションガイド(滋賀県)より

 

著作:「森とつながろう」作成プロジェクトチーム