温暖化防止出前講座

2025.03.07

にさんかたんそを出しているのはだれ?

 

ねらい

①身近な生活のシーンのどんなところからCO2を出しているかを考え、自分のできることを考える
②身近な生活の中で、どうしてCO2を出すことになるのか、LCAの視点で考える力を培う

 

概要

受講者数:30名程度(7グループ)
所要時間:45分
対 象 者:小学5年生以上
講座形式:ワークショップ
テーマ:たべもの、かいもの
使用するもの:「ワークショップ にさんかたんそを出しているのはだれ?」キット一式(生活のシーンカード(各グループ用・掲示用A4版)・マグネット・グループワークシートA3版(各グループ)・ワークシート(添付)
会場でご用意いただくもの:ホワイトボードもしくは黒板
担当推進員:4人(進行1人 補助とグループワークのアシスト2人)

 

進行プログラム(所要時間)

活動1:前段「温暖化ってなあに?」(15分)
1)各自[ワークシート]に名前を記入する 裏面はメモ用
2)地球温暖化について基礎的な知識を理解する(CO2発生源に関しては、最小限にとどめる)注意:小学生には光合成によりCO2を吸収する植物の説明を入れる(6年生履修  「光合成」という言葉は習わない)

活動2:ワークショップ「にさんかたんそを出しているのはだれ?」(3分)
1)グループワークのやり方を説明を聞く
2)[生活のシーンカード](写真1)を各グループに配布される


(写真1)生活のシーンカード

活動3:グループワーク(10分)
1)[生活のシーンカード]8枚の中から、CO2を出しているものを、みんなで理由も考えながら選ぶ
2)[グループワークシート](写真2:)をもらい、出しているものに○をつけ、理由を書く
3)グループワークの結果の発表者を決める


(写真2)グループワークシート

活動4:共有・発表とまとめ(10分)
1)1つのグループから一つずつ、CO2を出しているものを発表する
2)他のグループはどうだったか、みんなで共有する
3)どうして出していると思うのか理由を聞く
 例:「電気を使うとどうしてCO2を出すのだろう?」
4)CO2を出している理由を確認し理解する
 例:「火力発電所で、石炭・石油・天然ガスを燃やしているから」
5)出していないものも共有する

活動5:自分のできることを考える(5分)
1)自分なら、どのシーンで減らそうと思うのか、番号を選びワークシートに記入する
2)選んだシーンで具体的な削減を考え書く

活動6:まとめ(2分)
1)みんなで行動することで、地球温暖化が進まないようにできることを理解する

 

著作:来田博美・松田明子