2024.02.16
気候変動から考えるSDGs ~誰一人取り残さない未来のために~
ねらい
①気候変動がSDGs達成のリスクになっていることを理解する
②気候変動対策がSDGsの達成に必要なことを認識し、アクションにつなげる
概要
受講者数:30人程度
所要時間:70分
対 象 者:大人
使用するもの:模造紙、ペン、SDGsカード(小)、SDGs表
進行プログラム(所要時間)
活動1:はじめに 内容説明(20分)
1)講座の進め方の説明
2)温暖化の影響、被害状況の説明
活動2:グループディスカッション(25分)
1)「気候変動」と模造紙の中央に書く
2)気候変動が影響して生じるリスクを思いのままに書いていき、線で結ぶ
3)書いたリスクの影響からさらに生じるリスク(SDGsなどを考えながら)を追加し、連結させていく
4)グループでディスカッションし、他にもつながるところや、影響がないか、新たに発見していく
5)それぞれが、どのゴールのリスクにつながるのか、つながると思われるものがあれば、SDGsカードを貼っていく
6)リスクを回避するために、どのようにして気候変動対策につなげられるアクションを起こせるかを考え、ディスカッションする
(写真1)
(写真1-2)
活動3:意見共有(15分)
1)どのような図ができたか、ほかのグループの図を見て回る
2)各グループごとに出てきた意見を発表する
活動4:まとめ(10分)
1)気候変動が、直接的なものだけでなく、間接的にも様々なリスクを引き起こすことを、視覚化することで認識する
2)SDGs達成のために気候変動対策はベースであり、そのためには「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「12.つくる責任・つかう責任」のゴール達成につなげることが重要である
それを誰もがしっかりと学び、行動に移すためには、教育がもっと多くの人に必要であることを認識する
3)研修をふりかえり、具体的に自身がアクションを起こすことを確認する
(写真2)
著作:来田博美