温暖化防止出前講座

2024.02.16

エコの種をとりもどそう 〜昔の暮らしをふりかえって〜

 

ねらい

①日常生活の中での、電気使用量の変化に気づく
②日常生活の中で、自分にあった節電方法を見つけ出す

 

概要

受講者数:20~40人
所要時間:90分
対 象 者:大人(昭和30年代を知る人を含む)
講座形式:ワークショップ
テーマ:エネルギー、省エネ・節電
使用するもの:エコの種(今・昔)セット大 / エコの種(今・昔)セット小 / マグネット(バー)/ 電力計 / 家電製品(掃除機・電気ポット・ドライヤー等)/ 延長コード / 生活見直しシート / ふりかえりシート
準備をお願いするもの:ホワイトボード

 

進行プログラム(所要時間)

活動1:講座の進め方の説明(10分)
1)家庭でのエネルギー消費の削減には、使い方を工夫する方法と買い替える方法があり、自分たちがそれぞれできる方法の見つけ出し方を聞く(写真1)
2)活動2~6で行う内容を説明を聞く


(写真1) エネルギー対策説明ボード

活動2:過去の暮らしで使用していた家電製品と現在の暮らしで使用していた家電製品を比較する(20分)
1)グループ(6~7名)に分かれ、「間取り図・現在」(写真2)を自宅と考え、自分たちが所有している家電製品カード・現在(写真3)を並べていく
2)「間取り図・過去」(写真4)に、当時あったであろう家電製品を思い出しながら家電製品カード・過去(写真5)並べる(最大6人まで)(60歳以上が各グループにいない場合は、ホワイトボードに推進員が並べる)


(写真2)「間取り図・現在」


(写真3)家電製品カード・現在


(写真4)「間取り図・過去」


(写真5)家電製品カード・過去

活動3:昔と今の違いについて気づいたことを生活見直しシート(写真6)に書き出す(25分)
1)各グループで過去の暮らしと比較し、特に使わなくてもよいと思われる家電製品について話し合う
2)琵琶湖博物館に展示されている昭和30年頃の民家の事例をまじえて過去の暮らしを知る


(写真6) 生活見直しシート

活動4:電気使用量測定体験(10分)
1)実際に係る電気使用量を電力計(写真7)で測定する
2)今回測定しなかったその他の家電製品の電気使用量についても説明をうけ、いろいろ工夫できることを知る
 (提示する家電製品・・・エアコン、テレビ等)


(写真7) 電力計

活動5:気づきの共有と認識を深める(20分)
1)活動3,4から、今後自分の生活の中でどのように電気の使用量を具体的に減らすかを生活見直しシート(写真6)に書き出す
2)各自が書いたことをグループ内で発表し、意見を交換するさらに全体でも意見を共有できるようグループ代表が順に発表する

活動6:ふりかえり まとめ(5分)
1)ふりかえりシートを記入し、今日学んだことを明確にする

 

援用:JCCCA(エコのタネを見つけよう)著作:来田博美