2024.02.16
究極のエコバッグ 〜ふろしきからくらしかたを見直そう〜
ねらい
①くらしの中でのごみについてまなび、減らす行動につなげる
②日本の文化ともいえる、ふろしきの活用、包み方を体験することによって、「もったいない」の心・工夫を見つけ出す
概要
受講者数:30人位まで
所要時間:90分
対 象 者:小学校高学年以上
講座形式:ワークショップ
テーマ:ゴミ・買い物、温暖化
使用するもの:[ ふろしきの活用体験 ] ふろしき(参加人数分+α枚)/ 包むもの(から箱、ビン、ボール、本、など)/ 包み方説明書 / ふろしき包み展示物
[ ごみの学習と体験 ] 家庭のごみを分別していない袋 / 分別用ボックス / リサイクル再生品
進行プログラム(所要時間)
活動1:講座の進め方の説明(3分)
1)家でできる地球温暖化防止の取り組みをみんなでやろう!がんばろう!の気持ちを共有するとともに、ふろしき活用と家庭のごみの流れについての説明を聞く
活動2:ゴミを分別する(30分)
1)袋いっぱいの家庭のごみをみんなで分別(1班7~10名位)(写真1)
2)分別の仕方に対する解答と、リサイクル・資源として利用の解説(市町村別)
3)リサイクルの前に、ごみを出さないためにできることを考える
(写真1)
活動3:ふろしきの結び方(20分)
1)ふろしきの利用方法を知る
家庭のたんすにある、使われていないふろしきを活かそう
2)基本的な結び方の習得する
実技として、本結び(ま結び)を習得する(写真2)
3)結び方を1人1人確認
ふろしき活用のポイントの指導を受けられます
(写真2)本結び(ま結び)
活動4:ふろしきの包み方(30分)
ふろしきの活用方法を知り、1枚の布でしっかりと物を包むことを体験
1)シンプルバッグ:レジ袋の代わりに、マイバッグに入らない形のものにも使用できる肩掛け式ふろしきバッグ
2)スイカ包み:大きくて丸い形のものの包み方(写真3)
3)弁当包み:お弁当箱など中身が片寄らず水平のまま運べる
(写真3)スイカ包みく
活動5:ふりかえり:(7分)
1)昔の文化、知恵について参加者の考えを聞く
2)環境問題は私が行動するところから始まるということを理解する
地球温暖化はテレビの世界だけでないことの確認をする
3)ごみの大半が焼却処分されCO2が排出されるため、基本は家庭の地球温暖化対策への意識であることを認識する
著作:丸山郁夫