2024.02.16
雲を作ってみよう
ねらい
①実験を通して雨や風などの身近な自然現象に関心を持つ
②温暖化が自然現象に与える影響を考える
概要
受講者数:15名
所要時間:25分
対 象 者:小学校中学年以上
講座形式:遊び・ゲーム
テーマ:温暖化
使用するもの:「雲はどのようにしてできるのか」説明資料 一式 / 圧縮発火器 / 雲発生器
進行プログラム(所要時間)
活動1:講座の進め方の説明(5分)
1)活動2~4で行う内容の説明を聞く
活動2:雲はどのようにしてできるのかを考える(5分)
1)洗濯物の水分は暖められて蒸発する(写真1)
2)空気にはこのような目に見えない水蒸気をふくんでいる
3)暖められて軽くなった空気は上へ上へと上がっていく、すると気圧が下がって空気は膨張して、冷やされる(断熱膨張という)(写真2)
4)温度が下がった空気は水蒸気を多く含めない
5)含めなくなった水蒸気が雲となり目に見えるものとなる
6)温暖化が進むと海水温が上がり蒸発する水分が多くなり雲が多くなる
(写真1)
(写真2)
活動3:実験:断熱膨張ってなにかを考える(5分)
1)圧縮発火器(写真3)のガラスシリンダーに小指の爪大のテュッシュペーパーをいれる
2)ピストンを急激に押し込むと発火3)空気を圧縮させるだけで高温になる逆に膨張させると低温になることを実感するし、下部の窓に赤い炎が見える
3)空気を圧縮させるだけで高温になる逆に膨張させると低温になることを実感する
(写真3)圧縮発火器
活動4:実験:雲を作ってみる(10分)
1)ペットボトルに加圧用キャップを取り付ける(写真4)
2)ペットボトルに水を少し入れる
3)加圧用キャップを閉め、加圧する(20~30回)
4)コックを押して一気に開ける
5)ペットボトル内に雲ができる(写真5)
(写真4)
(写真5)