2022.11.30
【開催報告】TOYOTA SOCIAL FES!! Presents 琵琶湖環境学習プロジェクト「水環境や生態系を守るヨシの役割を学び、保全しよう!」
楽しみながら自然を守るという想いのもと、2012年に日本全国47都道府県で始まった「TOYOTA SOCIAL FES!!」が、11月26日(土)に滋賀県草津市の淡海環境プラザで開催されました。
今回は琵琶湖の「ヨシ」にスポットライトを当てて、水環境や生態系を守る役割や、その利用方法について、座学やワークショップを交えながら参加者の皆様に紹介させていただきました。
ヨシには主に、「鳥や魚などの様々な生きもののすみかになる」、「屋根の材料やすだれとして人の暮らしに役立つ」、「びわ湖の水をきれいに保つ」、という3つの役割があることをお話した後、実際にプラザ近くのヨシ群落を見学していただきました。
また、ヨシを守っていくためにはヨシの活用が大切ということもあり、今回ヨシの新しい利用方法として「ヨシの穂を使ったクリスマススワッグ」づくりを行いました。参加者の皆様は、ヨシの穂をベースにさまざまな木の実やヒノキの葉っぱをデコレーションして、それぞれとても素敵なスワッグを完成させ、ヨシの質感を直に感じてくださいました。
ヨシを保全していくために最も大切なことは、たくさんの人にヨシの価値を知っていただくということです。今回のTOYOTA SOCIAL FESが、参加者の皆様にとって、少しでもヨシに興味を持ち、大切にしようと思えるきっかけになれば、未来の琵琶湖もたくさんの命が輝く湖になること間違いなしです!!