温暖化防止出前講座

2024.02.16

ミッション!びわ湖の魚をすくえ!(おさかなつりゲーム)

 

ねらい

①おさかなつりゲームを通して、びわ湖の魚(固有種や外来種)に興味を持つ
②地球温暖化やプラスチックごみ等が魚に与える影響を知り、何をすればよいかに気づく

 

概要

受講者数:12人(6人×2セット)
所要時間:25分
対 象 者:幼児~小学生
使用するもの:おさかなつりゲーム教材一式(釣り竿、びわ湖マット、魚、プラスチックごみ、バケツ、固有種と外来種調べポスター、固有種用バケツ、外来魚回収ボックス、ごみ箱)

 

進行プログラム(所要時間)

活動1:はじめに(3分)
1)内容やどんなことに気づいてほしいかの説明を聞く

活動2:地球温暖化の影響説明とびわ湖の魚について(5分)
1)地球温暖化とびわ湖の話を聞く
2)びわ湖では固有種の魚が外来種の魚に食べられ減っているため、釣った外来種の魚はびわ湖にもどさない「琵琶湖ルール」を知り、固有種の魚を守る取り組みを理解する

活動3:ゲームのやり方の説明(2分)
1)「びわ湖の魚を救うミッション」(ゲームのやり方)を聞く(写真1)
2)釣り竿の扱いの注意を聞く
 ・釣り竿の先が人に当たらないように、釣り糸の先のマグネットを振り回さないようにする
 ・釣った魚をマグネットからはずすとき、振らずに手ではずす
 ・バケツは下に置く


(写真1)

活動4:おさかなつりゲーム(10分)
1)違う種類の魚5匹・ごみを釣ってバケツに入れる(写真2)
2)魚とごみを釣ったら、魚調べのところへ行って、ごみはごみ箱へ入れ、固有種・外来種調べのポスターを見ながら、固有種はバケツへ、外来種は外来魚回収ボックスへ入れる(写真3)
3)全部できたら、「びわ湖の魚を救うミッションクリア!」


(写真2) 


(写真3) 

活動5:まとめ(5分)
1)びわ湖にはプラスチックごみがたくさんあるが、どうしてなのか、どこから来るのか考え、また、プラスチックごみを食べた魚がどうなるのか考えてみる
2)地球温暖化によって気候が変わると、びわ湖の生態系にも影響が出てくることを知る
3)外来魚は元々自分でやってきたわけではなく、なぜびわ湖にいるのか考えてみる

 

著作:来田博美・松田明子

魚の種類:
固有種(ビワマス・
ニゴロブナ・ホンモロコ)
外来種(オオクチバス・
ブルーギル)