2024.02.16
近江さんのおひるごはん ~買い物のムダを見つけよう~
ねらい
①私たちの生活において、多くの資源を使用し、ごみを排出していることを認識する
②ごみとCO2との関係を理解し、削減する具体的な行動を考えていく
概要
受講者数:30人程度
所要時間:50分
対 象 者:中学生以上
使用するもの:「近江さんのおひるごはん」教材一式(拡大版おひるごはん、レジ袋、グループワーク用おひるごはんシート)、A3ホワイトボード、ホワイトボードマーカー、イレーザー
進行プログラム(所要時間)
活動1:はじめに(2分)
1)講座の進め方の説明を聞く
活動2:地球温暖化やプラスチックごみ等の現状と影響説明(13分)
1)地球温暖化の原因は、私たちがたくさんのCO2を出していることを理解する
2)プラスチック類は製造する時、処理する時もCO2を出すことを理解するく
活動3:近江さんがおひるごはんに買ってきたもの(5分)
1)「近江さん」役を演じる人が、おひるごはん(写真1)をレジ袋から出しながら、どんなものを買ってきたか説明するのを聞く
シナリオ:家にご飯はあったけれど面倒なので、コンビニでお弁当プリン、ペットボトルのお茶、ついでに安売りになっていたからパンを3つ買った
(写真1)
活動4:グループワーク ムダを見つけて減らそう(10分)
1)近江さんの買ってきたおひるごはんを見て、どんなところにムダがあるか、どうしたらいいか話し合う
2)グループで話し合った意見を、発表できるようにホワイトボードにまとめる(写真2)
(写真2)
活動5:共有する(15分)
1)各グループ発表する
活動6:まとめ(5分)
1)必要ないものまでサービスだと思ってもらっているが、実際は使い捨てプラスチックをたくさん買ってきていることに気づく
2)使い捨てプラスチック、特に容器包装類は使用後どう処理されているのか知る
3)私たちの生活が、宣伝や「お得」という言葉にまどわされたり、便利さを追求したため、地球温暖化の危機やごみ問題が起き、地球が限界に来ていることに気づく
4)ムダに買ったり、使ったりしていないか、自分のライフスタイルを考えてみる
著作:来田博美・松田明子