温暖化防止出前講座

2024.02.16

フローティングスクール 事前学習プログラム 生きているびわ湖

 

ねらい

①びわ湖のすばらしさと、びわ湖と自分のつながりに気づき、興味をもって「うみのこ」乗船につなげる
②びわ湖への愛着を大切にする気持ちを育てる

 

概要

受講者数:30人程度
所要時間:90分(45分)
対 象 者::小学5年以上、大人も
使用するもの:「地球温暖化ってなあに?」教材一式、びわ湖ボックス(20㎝角の箱各面に写真を貼ったもの 32個を使用(全体高さ80㎝×幅160㎝×奥行20㎝)実物大ビワコオオナマズシートなどキット、宣言カード、セロハンテープ、ホワイトボード、長机3台、サインペン(ネームペン)

 

進行プログラム(所要時間)

活動1:はじめに(2分)
1)講座の進め方の説明を聞く

活動2:地球温暖化ってなあに?(20分)(2ページ参照)
1)地球温暖化について知る

活動3:滋賀県の地図とキーワード(15分)(写真1)
1)滋賀県地図への導入として、学校の位置を確認する
2)クイズ“びわ湖は滋賀県の何分の1?”(写真2)
3)大きさと地形・大切な飲み水について聞く
4)歴史・固有種・生きものについて聞く


(写真2) 

活動4:夏のびわ湖の生きもの(15分)(写真3)
1)ボックスの見方の説明を聞く
2)固有種について、知っている生きものを挙げてみる
3)びわ湖固有の生態系と食物連鎖について、実物大ビワコオオナマズシートを使って、理解する(写真4)
4)外来種の問題について考える


(写真3) 


(写真4) 

活動5:冬のびわ湖の生きもの(13分)(写真5)
1)夏と冬とでは生きものがどう変わったのか、気づいたものを挙げる
2)ラムサール条約に登録されるほどたくさんの水鳥がいる理由を考える
3)「びわ湖の深呼吸」と地球温暖化の影響について知る


(写真5)

活動6:ワークショップ つながり(22分)(写真6)
1)びわ湖の近くで暮らしている私たちと、どんなつながりがあるか考える
2)びわ湖宣言:びわ湖へのおもいをカードに書く
 (例:すごいところ・気づいたこと・「うみのこ」に乗ってやってみたいこと)
3)びわ湖宣言しながら、カードをボックスに貼っていく(写真7)


(写真6)


(写真7)

 

活動7:まとめ(3分)
1)みんなのびわ湖宣言をまとめて、共有する
2)「みんながびわ湖のことを考えることが大切で、そのために…」
 ~びわ湖ボックス最後の面の写真は?~

 

著作:「生きているびわ湖」作成プロジェクトチーム

 

この講座は受講者の意見の共有を行い90分標準としていますが、時間の制約等で45分での実施も可能です。