2024.02.16
CHANGE 〜電気について考えてみよう〜
(写真1)
ねらい
①自分たちが、無意識のうちに電気に依存した暮らしをしていることに気づく
②電気に頼らない暮らし方を考えていけるように意識を変える
概要
受講者数:30人程度
所要時間:約30分
対 象 者:小学生以上
講座形式:ワークショップ
テーマ:エネルギー、省エネ・節電
使用するもの:製品カード 6 枚(写真 1)
進行プログラム(所要時間)
活動1:ゲームの説明(2分)
1)何が欲しいかを100人に質問したときの回答が何かを考える
2)条件が変わることによって、回答も変わることにきづく
活動2:100人に質問したとき欲しいと思ったものが何かを考える(10分)
1)参加者に『100人に、もしもらえるとしたら何が欲しいか』を質問したとき、一番多いと思われる回答をグループで話し合い考える
2)グループごとに代表者が製品カードから1枚選び、選んだカードと選んだ理由を発表する
活動3:もしも電気がなかった場合を想定して、活動2同様に答えを考える(10分)
1)活動2と同様の質問を「電気が使えない」という条件で考える
2)再度条件をふまえた上で、グループで話し合い考え、6枚のカードから再び1枚選び、グループの代表者が発表する
活動4:自分たちの生活にとって本当に必要なものは何か考える(5分)
1)電気が使えないと、自分たちの生活がどう変わるのかグループごとに話し合う
「電気が使えない」という条件により、デメリットだけでなく、いかに自分たちの生活が変わるかを考える
2)自分たちの生活に本当に必要なものは何か、エネルギーを節約した生活を送るにはどうすればよいかを考え、グループごとにまとめて発表する
活動5:ふりかえり(3分)
1)電気やそれ以外のエネルギーを安易に使っていたことに気づき、エネルギーを大切に使うことを学ぶ
2)電気に頼らない生活を送るにはどうすればよいかを意識していく
発展:
1)時間があれば、水道やガスが使えなかった場合を想定し、電気と同様、自分たちの生活がどう変わるか、それぞれのグループで考え、発表する
著作:来田博美