☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□
■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆

 

滋賀県地球温暖化防止活動推進センターだより

                            VOL.35  [ 10 06 29 ]

 

☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□
■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆

目 次

◎1 江守正多 氏 執筆
     『温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!』(日経エコロミー)
                               
のご紹介

◎2 出前講座、啓発、グループ会議  6月実績・7月予定
                          
( 625 時点 )

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

  1 江守正多 氏 執筆

     温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!(日経エコロミー)
                     
のご紹介と当欄編者の寸評

     ( 江守正多(せいた): 国立環境研究所地球環境研究センター
                     
温暖化リスク評価研究室室長 )

 

 江守正多氏は、市民に向けて地球温暖化についての科学的知見を、平易・親切な解説と、なおかつ第一線に立つ専門家としての矜持を保ちながら、日々提言しておられる著名な科学者です。氏が掲載されていた上記のサイトを、編者も毎月大変興味を持って読ませていただいていたのですが、本年318日版でシリーズの一応の終了をされました。

 今までに全12回分中の10回目までのサイトの紹介を、私なりの感想をつけて(実は要約。・・いえ要約もままならず・・)発信しています。

 110につきましては、 下記バックナンバー VOL. 323334にサイト案内を含めて掲載していますのでご覧ください。

http://www.ohmi.or.jp/ondanka/center/ML/032.htm

(32号)

http://www.ohmi.or.jp/ondanka/center/ML/033.htm

(33号)

 

http://www.ohmi.or.jp/ondanka/center/ML/034.htm

(前号)

 

今回は11回目と12回目(最終回)のサイトを中心に触れます。

 

          ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

11  温暖化はやはり減速中?――原因は水蒸気か自然変動か(10/03/01)

http://eco.nikkei.co.jp/column/emori_seita/article.aspx?id=MMECza000023022010

 

 編者も水蒸気について、インターネットの「温暖化」検索をかけたおりに見かけたニュースですが、この11のサイトでは IPCC第4次評価報告書で第1作業部会の共同議長を務めた米国のスーザン・ソロモン氏が、今年の3月初めに発表した論文で、成層圏(高度1050km程度の大気)の水蒸気が温暖化を減速しているという分析()

2000年以降、成層圏の水蒸気が10%ほど減っており、これが気温の上昇率を25%ほど下げたと考えられるという 」 に関して、

「これまでのIPCCの結論を覆すものではもちろんなく、むしろ補強するものCO2などの温室効果ガスがこのまま増加すれば、地球の温度が上昇するという見込み自体に変更は生じない」  

の論旨が述べられています。

 「放射強制力」と言う気候学の用語(難しい・・・)に対する氏独自の平易な解説は大変参考になります。(平明で目から鱗が落ちるような、10行程の説明です。)

 水蒸気は大気海洋のシミレーションモデル(気候モデル)に折り込み済みという(編者の頭の中で捉えた表現)展開と、今後への課題も記されています。

 昨今の水蒸気と温暖化について疑問に思っておられる方へは是非お勧めのサイトです。

          ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

12  温暖化イメージ戦争の時代を生きる(10/03/18)

http://eco.nikkei.co.jp/column/emori_seita/article.aspx?id=MMECza000016032010

======================

 「温暖化の科学が正しいといわれてもうのみにしないのは、僕は悪いことではないと思います。そして、温暖化の科学はなかなか複雑ですので、よく納得してからでないと信用できない(略)そういう気持ちの人たちには僕は一定の理解を示すことができます。」

(略)

 それでも懐疑論は信用するが、IPCCは信用しないという人がいるとしたら、理性的な判断とは別のところで、温暖化の科学は否定すると最初から決めてしまっているということでしょう。」

      (以上は12中の「科学論争というよりも・・・」の項目から)

  ----------------------------

 さて、編者が、江守氏のサイトを積極的によく紹介する所以は、地球温暖化防止に関して氏が著された内容には論理性、正確性、中立性が裏打ちされているという信頼性に寄っているからです。

 この12では、そういう信頼性に対しての氏の本心や考え方が、随所で舌鋒鋭く語られています。文末では、氏独特のウイットが披露され、思わず顔をほころばせて(いえ、笑い声を出して)しまいました。

 紹介、引用ばかりの本シリーズ欄でしたが、次の氏の言葉をさらに取り上げたいと思います。地球温暖化防止の科学的見地を早くからを熱く説き続け、リードしてこられた科学者の心構えです。

「温暖化の科学は、どんな立場やイデオロギーの人にも同じように共有されなければならないので、中立性に配慮した解説者の存在は特に重要だと思っています。そのような考えから、僕はこれまで、科学の不確実な部分も隠さず説明し、温暖化の深刻さを一方的にあおらず、価値判断の入るところでは個人的な意見を専門家としての意見と区別して発言するように心がけてきました。」

 本センターだよりが、氏の著作をこれからもおおいに紹介、援用したい理由がここにもあります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 出前講座、啓発、グループ会議  他  6月実績・7月予定 (625 時点)

==================================

 出前 ・ 啓 発 

6 9日 9:3011:00  地域学級 玉津公民館 守山市 出前

616日 10:0011:30  新規推進員 実習・研修(大津合同庁舎 5E)

622日 14:3015:20 守山北中学校総合学習 守山北中学校 守山市 出前

7 3日 19:3021:00 治田学区地域振興協議会 コミセン治田西 栗東市 出前

7 3日 13:1514:30 打ち水大作戦 西武百貨店大津店 大津市 啓発

7 7日 10:0011:30 久寿玉学級シルバーセミナー 堅田公民館 大津市 出前

7 7日 10:4512:20 環境学習 多賀中学校 多賀町 出前

715日 10:0011:30 地球はともだち講座 湖南市中央まちづくりセンター 湖南市 出前

716日 10:4512:20 小学校講座 杉谷公民館 甲賀市 出前

731日 13:0014:30 三雲まちづくり協議会 

   青少年育成・生涯学習部会 青少年自然道場 湖南市 出前(人形劇)

-------------------------------------------------------------------

黄色グループ(自主グループ)推進員会議

日 時   7月 9日(金) 15時〜17時 

 場 所    栗東市役所 2階第4会議室  

===================================

編集後記:1のコラムは江守氏の「温暖化科学の虚実・・・」のサイトを、と
にかく多くの人にご覧いただきたいため、大略の、そのまた大略でもいいか
らとの気持ちで紹介してきました。(引用ばかりの編者の言い訳にあらずとさ
せてください。)編者にとっては、温暖化に関し、いろいろ開いたサイトのう
ち、一番深く読んでみたサイトでありました。
 読んでいながら、気候変動枠組み条約中の「予防原則」(33)が編者の
脳裏を絶えずかすめていたのですが、次号は、それを話題にできればなあと、
ネタへの思いが馳せました。

☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□
■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆

発行元 :滋賀県地球温暖化防止活動推進センター   

     電話 :077−524-7168
     FAX:077−524-7178
     E-mail:ondanka@ohmi.or.jp
     〒520-0807 滋賀県大津市松本 1−2−1

  滋賀県地球温暖化防止活動推進センター  
   のメールマガジンの配信停止は ondanka@ohmi.or.jp へご連絡下さい

           ☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□
■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆■□☆